CARE WELFARE
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介護福祉は理論と根拠に基づいた生活支援です。この授業では、一人ひとりの利用者の状況に応じた安心・安全・適切な介護技術の基礎を習得します。介護実習室での演習は、学ぶ楽しさにあふれた雰囲気に包まれます。食事・入浴・排泄・移動・更衣などの介護技術実践を習得するなかで専門職意識も高まります。
人と人をつなぐコミュニケーション。この授業では、コミュニケーション論の基礎と対人援助におけるコミュニケーション技術を学びます。グループワークやロールプレイングなど、動きのある授業展開を通してさまざまな状況の方々に対応できる実践力を習得します。
在宅福祉サービスの実践に欠かせない家事の支援。掃除、調理、洗濯などなど日々の暮らしをサポートに必要な家事の実際を学びます。食物栄養学科の教員による講義と調理実習は学生にとても好評です。
介護福祉士が医療的ケアを学ぶ意義を理解し、「こころとからだ」「発達と老化の理解」などの教科と連動しながら高齢者や障害のある方々への喀痰吸引や経管栄養に必要な知識や技術を習得します。介護実習室での演習では人形を使って実践します。
介護を必要とする利用者の望む生活を支援するための要となる授業です。利用者の尊厳を尊重する姿勢を土台として、個々のニーズに沿った介護実践のための理論と展開を学びます。すべての介護実習において具体的に介護過程を実践。理論と根拠の基づく介護実践に欠かせない教科です。
「認知症」といってもさまざまな種類と症状があります。認知症の方々に寄り添い、ご本人も家族も安心して日々を暮らせるように医学的な基礎知識、介護福祉士としての専門的なかかわり方、地域支援のあり方などを学びます。認知症サポーター養成講座も受講します。
保育士資格取得における幼稚園や保育所、障害者支援施設などの実習を通した学びが専攻科での実習においても活かされています。実習の対象は子どもから高齢者や障害のある方々へと変わりますが、本学の建学の精神にある筑紫の心「勇気・親和・愛・知性」を礎に、これまで培ったコミュニケーション力や思いやりの心を大切にしながら充実した介護実習が行われています。
利用者の方々のおおらかな心と優しさに触れ、先輩介護福祉士から激励をいただく日々。多くの出会いと経験は、人を支える仕事の魅力を実感し多様性を受け止める広い心を養います。